しまむらのパートの仕事は大変というのは本当？
しまむらの仕事と聞いて思い浮かべるのは、レジ業務や接客、品出しなどでしょう。
社員募集のポスターにも書かれている通り、それらの仕事がメインであると言っても過言ではありません。
それくらいなら私にもできそう！
実際、しまむらに応募を決めた当時の私もそう思っていました。
前職も接客業で、レジ打ちも接客も得意分野だったのです
ですが、入社してすぐに辞めたいと考えるように…。
それだけしまむらの仕事の量は膨大で、完備されているマニュアルも、読んで覚えることはできませんでした。
しまむらのパートの仕事の内容は？
しまむらの仕事とはどんなことをするのか、内容を紹介します。
レジ打ち業務
入社すると、まずはレジ打ち業務から覚えます。
自動精算レジが増えているなか、しまむらのレジはすべて手動です。
値札のバーコードを読み込み、預かり金額を入力し、お釣りを渡す。
たったこれだけの手順ですが、慣れてくると過不足を出すことも。
他にも…
- クレジット
- paypayなどのQRコード
- Suicaなどの交通系
- WAONやnanacoなどの電子マネー
多様な支払い方法があり、注意が必要です。
時には返品や交換といった業務もあり、どちらも覚えなければいけません。
ただし、いずれも2人体制で行います。
ハンガー掛け・品出し
レジ業務が慣れて独り立ちできると、次に覚えるのは品出し業務です。
その日入荷した商品の袋を開けて、決められた場所に陳列したり、衣類であればハンガーに掛ける作業があります。
ハンガー掛けをする商品は、婦人服と紳士服の2種類です。
子供服はサプライヤーハンガーと呼ばれる、専用のハンガーに掛けられた状態で入荷するため、袋から出す作業だけとなります。
ハンガーにただ掛ければいいというわけではなく、首元からハンガーを通さない、洋服の向きを揃えるなど、いくつかの決まりがあります。
婦人服や紳士服、子供服部門のことをアウター、肌着や寝具、インテリア、服飾雑貨部門のことを実用といいます。
実用部門での品出しとしては、ほぼほぼ場所が決められており、同じものがある場所に出すだけです。
しかし部門によっては、品物が置けないほどいっぱいになっていたり、売り場が作られていないうちに新商品が入荷してしまったりと、品出しするにも頭を使う必要があります。
接客業務
しまむらで働く上で絶対に外せないのが、接客業務です。
売り場にいると、お客様から声をかけられることがあります。
- 商品の置いてある場所
- 商品の色違い、サイズ違い
- 商品の在庫があるか
- 取り寄せが出来るか
まれにイレギュラーな問い合わせもありますが、だいたいは上記の問い合わせが多いので、答えられるように把握することが必要です。
また、ここ数年でニュースになるようなカスハラ（カスタマーハラスメント）をするお客様も一部存在するのが実情です。
暴言を吐かれたり、理不尽に怒鳴られたりして、バックルームで大泣きしたこともあります…。
手に負えないと判断したとき、迷ったときには、店長または店長代理を呼べば大丈夫です。
清掃業務
しまむらの業務のうち、なんといっても、大変なのが清掃業務です。
毎日の清掃のほか、週間メンテナンス、月間メンテナンスと呼ばれる「大掃除」があります。
| 呼び方 | 頻度 | 清掃内容 |
| 毎日の清掃 | 毎日 | 床、店内鏡、外のゴミ拾い、休憩室、トイレ清掃 |
| 週間メンテナンス | 毎週月曜日 | 店外のクモの巣除去、什器上部清掃、レジ上・試着室清掃、クリーナー清掃 |
| 月間メンテナンス | 月に１回〜２回 （月曜日） | カートの車輪掃除、店内ガラス拭き、店外ウィンドウ清掃など |
毎日の清掃は当然ながら、週間・月間メンテナンスが加わると、午前中が清掃で終わってしまい、仕事が出来ません。
特に、店外のウィンドウ清掃は、1人では到底難しいため、2人がかりとなります。
店外ウィンドウ清掃とは、外のガラス全面を、専用の道具を使い、清掃することです。
これがなかなかの重労働で、正直、一番嫌な掃除でした。
しまむらでは、清掃業務もマニュアルに書いてある通り行わなくてはならないので、思った以上に大変です。
しまむらのパートに向き不向きはある？
正直、働いてみないことには、向き・不向きは判断できません。
先にあげた仕事内容以外にも、売り場作りや他の店舗に在庫を送る作業（移送）、ラッピングなど、やることは多々あります。
そういったことを含め、個人的に考える、向き・不向きは以下の通りです。
- いつでも冷静に対応できる
- 仲間と協力ができる
- 物ごとの考え方が柔軟
- 誰とでも笑顔で挨拶ができる
- 細かい作業も苦ではない
…など
- 人と話をするのが苦手
- 臨機応変な対応ができない
- 指示がないと自分から動けない
- ひとり行動が好き
- 気が短い
…など
あくまで個人的見解です。
向き・不向きは、これに限った話ではありません。
イレギュラーな問い合わせや突然のシフト変更などあるので、臨機応変に対応できる適応力があると理想的ですね。
何より接客業ですので、笑顔を忘れずに挨拶したり、仲間と協力して仕事ができれば問題はありません。
しまむらのパートの仕事がきついという口コミは？
しまむらの仕事について、こんな声があります。
世の中がデマで重要過多の状況。うちも、元々店舗の規模に対して社員数不足。
— もーちゃん (@3O0YbR4WEkW2sIw) February 29, 2020
該当部門の商品数も品薄。
売場のスタッフもギリギリ。
問い合わせ＋商品補充＋レジ。
これ以外に売変＋掃除。
そんな中、3日間も休み取って一度も顔を出さない。それが店長の仕事ですか？#しまむら#人事部 #店長
仕事の内容について紹介しましたが、人員不足の中でも、やらなければいけない仕事の多さが分かります。
#しまむら いい加減従業員の事も考えて正月のたった1日くらい休みにしませんか？旅行無くなった分そこに休日あててよ。大晦日は残業だし１日は時短とはいえ仕事。家族とゆっくりも出来やしない。本社は休みのくせに。
— gris (@s15m7g5g00) December 19, 2023
初売り２日からの所わんさかあるよ？１日くらい全国民ゆっくりしようよ。
また、休みについての声もありました。
仕事内容が多いだけではなく、大晦日や正月も仕事です。
接客業あるあるですね。
【まとめ】しまむらのパートの仕事は大変というのは本当？仕事内容を詳しく解説！
しまむらのパートの仕事は、やるべきことが多く、大変ということがわかりました。
- レジ打ち業務
- ハンガー掛け、品出し
- 接客業務
- 清掃
- ラッピングや売り場作り、その他作業
すべてを決められた人員・時間の中でこなさなければなりません。
しまむらに行った際、一度、店内でどんなことをしているのか、従業員の様子を見てみるとよいでしょう。
